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フローリング
プランクフローリング(国内生産)
にしきこどもクリニックhttp://www.nishikids.jp/
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体調の悪い子供たちがゆったりとくつろげて、楽しめる所を作りたい。
医院は、病気をして身体がしんどい時に行く所ですから、住んでいる所よりも居心地が良く、癒される温かい空間である必要があるのですが、日本の多くの病院や医院は、とても事務的で殺風景です。行ったらかえって病気がひどくなってしまうような所だったりします。そこで自分が作る時には、来られた人たちがくつろげる雰囲気で楽しい場所にしたいと考えていました。特に子供には、病院や医院に来るのが嫌ですから、来た時に楽しい雰囲気があり、「明るい」というのが一番大事な点になってきます。子供はキレイで明るい物がすごく好きなので、見た目が非常にキレイで明るい広葉樹で内装させて頂いた事が非常に気に入っていますし、子供たちにとって非常にいい物が提供出来ると思っています。
2階の住宅には針葉樹を主に使いました。2階に住んでいて1階で仕事をするのは、職住近接をされている皆様はお分かりだと思いますが、気分転換が非常に難しいものです。室内の雰囲気が違う事は、気分転換の意味で私にとっても非常に助かります。つまり、働く人間にとっても居心地がいい空間になるのは非常に大事な事だと思っています。
私自身がアレルギー性鼻炎を結膜炎を持っていまして、色々なにおいに対して過敏になっています。それに最近、子供のアレルギー疾患が低年齢化しています。アレルギー性鼻炎や結膜炎などは1〜2歳代の子供にも出だしている状況になっています。そのように、住んでいる環境が良くない所なので、せめて病気になってしんどい時に来てもらう医院が非常にいい環境で、アレルギーが出ない環境にしておきたいと言う願いを持っていたのです。
そういうわけで、今回非常にいい形で仕上げていただき、大変感謝しております。5〜10年と経っていくうちには、子供が寝転んだり、手あかで触ったり、時には汚したりする中で、木の内装がより良い雰囲気になっていくのではという期待もあります。このように木の内装をふんだんに使ったクリニックはまだ日本ではあまり例を見ません。今後、このような環境に配慮し、しかも居心地のいいクリニックがどんどん出来る事を願っております。
にしきこどもクリニック
院長 西機哲夫